2012年01月28日

実話として流通する嘘を面白がってすまん

 事の発端は、まとめサイトで日常的に見られるストーリーだった。

ゲーセンで出会った不思議な子の話

 ゲーセンがこういう流れで出てくるのはなかなかいいなあ、などと思っていると、島国大和が噛みついた。

島国大和のド畜生:実話として流通する嘘に大喜びする愚民

 正直驚いた。日参しているブログなので、金持ちと悪徳プロデューサーに対して容赦がないのは知っていたが(笑)、一般の人に対してこんな強い口調に出るとは意外だった。
 そして、この発言に対する反論がアップされる。

琥珀色の戯れ言:僕は「フィクションに騙されて、現実逃避したいバカ」です。
琥珀色の戯れ言:「アクマを ころして へいきなの?」

 詳しくは後で述べるが、この人はおそらく私と近い素性の持ち主と思われる。

脳髄にアイスピック:ゲーセンとかけそばと泣ける話とゲラゲラ笑う人達

 これはひどい文。でも感動に価値を置きすぎるのはおかしい、というのは卓見。
 最後に、島国さんの提示する結論。

島国大和のド畜生:実話のフリした嘘話にそれでいいじゃないかを、良しとしたくない理由。
島国大和のド畜生:嘘を真実として流通させる人たちと、俺がナニをしたかったか。

 以上について、全く個人的な意見を書く。100%自己肯定のためのものであり、共感してくれたり、自分の行動を変えてくれる必要など全くない。

 まず始めに、私はつまらない嘘は否定する。同様につまらない創作物も否定する。
 しかし、私にとって面白ければ、それが真実かどうかはさしたる問題ではない。
 それはいかん、と言われても生まれたときからそうなのだから困る。

 子供の頃から、私にとって一番面白いのは、真実かどうかわからない話、だった。UFOの特番は欠かさず見ていたし、川口浩探検隊も好きだった。「インチキ番組としてコンセンサスがとれているじゃん」と言えるのはちゃんとした大人だけ。子供の私にとっては、NHKの正統な考古学番組とほぼ等価だったのだ。
 特にお気に入りだったのは、「人類は一度核戦争で滅んだ」説と、「米軍基地に宇宙人の遺体が保管されている」説だ。
 いずれも、真実だと認定されれば国がひっくり返るような大事だが、ただの子供が何かできるというわけでもないので、嘘から迷惑を被ることもなく育つことが出来た。「インディー・ジョーンズ」やSF小説など、ちゃんとした創作物に触れる方が後だったのだから、邪道も甚だしい。

 長じてからは、ネット上で多数の嘘を楽しんでいる。
 初めてサイトを開いたときは、ネズミ講スパムメールの到来に怒りをぶつけたりしていたが、最近は怪しいメールの文面がおかしくて仕方ない。ストーリー仕立てになっていたりすると、よくぞここまで書いた、と感心すらする有様である。
 まとめサイトも良い。ほとんどはゴミ同然であるが、自力で面白いものを発掘しなければならないところが、宝探し感覚で面白い。この、アイドルマスター(超大作!)なんかは、ゲームをやったこともないのに楽しめて驚いた。なお、一部のスレでは、実話風に嘘を書いた場合、釣り宣言をする習慣があるが、萎えるのでやめてほしい。誰とも知らぬ他人の体験など、こっちにとってはフィクションに等しいのだから、素直に騙し通していただきたいものだ。
 そして、雑誌代わりに見ているゲハブログでは、業界ニュースをダシに、スレ立て人、書き込む人、ブログ運営者の三者が三様に、情報操作や世論誘導を競っており、摩訶不思議なパワーゲームが発生していて熱い。結局の所、人は自分に都合の良いことを真実にしたいのだ、ということがよくわかる。

 島国さんの結論に異を唱えるつもりはないが、webに清廉潔白さを求めるのは難しいし、もう少し大衆に寛容でいいのではないか。
 ネットのない時代から、迷信、民間療法、儀礼や儀式があった。それらのほとんどは科学的には嘘である。しかし、それらを信じてきた人々を、愚かの一言で切り捨てるのには違和感がないか。

 以上で終わると、私は大変愚かで危険人物と言うことがわかる。そこで最後に言い訳をしておく。
 現在、Googleで「レベルデザイナー」を検索すると、私のブログが一番に出るという異常な事態になっている。つまり私が当該記事に意図的に嘘を盛り込むと、世の中の不特定の人を騙すことが出来て面白いことになる。だが、それをしないのは私にもweb上の正義があるからだと理解してほしい(笑)

 

posted by Dr.K at 17:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 馬鹿は黙ってろ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック