ようやくクリア。このままの勢いで、3もプレイしてしまいたいが、春休みいっぱいかかってしまいそうで躊躇する。なにしろ今年になってからゲームを一本も買っていない有様。
●ロンダルキアへ続く洞窟
これがあの悪名高い迷宮か! 次々に現れる強敵、無限ループ、落とし穴地獄。地図をメモしながらくり返し挑戦し、どうにか通り抜ける。特に落とし穴のせいで、二度と通りたくない迷宮だ。
●ロンダルキアの平原
洞窟でも敵が強いと思ったが、地上へ出たらそれどころではなかった。幸い全回復できるほこらがあるので、そこを拠点に、魔法連発でどうにか戦う。しかし、何かのきっかけで簡単に全滅する恐怖すべきバランス。アークデーモンが特に厳しい。う〜ん、ドラクエ8で見たときには、そんなに別格の強さは感じない敵だったんだけどなあ?
●ハーゴンの城
そしてようやくハーゴンの城へ。「ルビスの守り」でまやかしを打ち破り、宝箱を開けて見事に呪われる。まことに欲深くみっともないロトの子孫たちである。ついでに、ギガンデスを倒したら「破壊の剣」をドロップしたので、喜び勇んで装備してまた呪われる。まことに(以下略)
フロアの隅々まで探索するが、ハーゴンなど見つからない。はてさて?
●ハーゴンがいない!
城とほこらの間を何度も行き来し、どんどんレベルが上がる。あいかわらずハーゴンが見つからないので、ついに攻略サイトに頼り、上階へ行く方法を知る。「邪神の像」か。いや〜、これはわからんわ。昔のゲームは、同じゲームをプレイしている友人たちと、相談しながら進める、というのが前提になっていることを思い出す。かつて「ゲーム批評」で、糸井重里がこんなことを言っていた。
例えば3年前、ストバス(ストリートバスケ)やってる奴に、「ゲームする?」って聞いたら、「するよ」って答えたと思うんだけど、今は「しねえよ」って言う。あいつらの方が(ゲームやるやつより)カッコイイ。ていうことは、もうダメだよ。ゲームやってることが自体が、うらやましがられたり、承認されたりしないと、やる人がはげみにならない。昔は水商売のおねーさん方っていうのは、仕事が終わって帰ってから、お風呂に入ること、夜食を食うこと、犬や猫をかわいがること、ゲームをすること、この4つは欠かせなかったわけですよ。お客さんと初対面でも『ドラゴンクエストの水門の鍵』について語れたわけだよね。今、『ファイナルファンタジー』で、何を語れっていうの?(笑)
「糸井重里 MOTHER2を語る」1994
●ハーゴンがいた!
登り始めてしまえば、あとは拍子抜けするほど簡単。中ボスらしき敵を何度か倒して進むだけ。今のゲームと違うところは、中ボスさえマップ上には表示されていないこと。
ついに玉座まで来るが、焦りは禁物。ここまででだいぶMPを消費してしまっているので、いったん引き返し、万全の体勢で対決することにした。
●最後の死闘 ハーゴンをわりと簡単に倒し、破壊神シドーとご対面。あれ〜、なんかリザードフライの親玉みたいで、ちょっと肩すかしだぞ。それに、前作と違って、○○ドラゴン、というシリーズは出てこないのね。
主人公のみ攻撃に専念し、王子はスクルト、王女はルカナンでサポートに徹するという地味な戦い。しかし、しばらくそれを続けていると、炎攻撃で王子が死に、一気に大ピンチに。王子を生き返らせる→王女死ぬ→王女生き返らせる→主人公死ぬ、などというじり貧ループで、確実に敗北の時が近づいていたその時! 会心の一撃が決まり、まさかの勝利となった!
●エンディング
主人公の城に帰ると終わるのだが、ここは当然寄り道。特に、ムーンブルク城なんかは、強制イベントに入れていいんじゃないか、というエピローグが見られる。世界中の荒くれ者から「兄貴!」と慕われるのも困ったモノである。なお、主人公はエンディングで父から王位を継ぐことになるが、隠れていた某国の王こそ、王位を譲るべきである。
完
20年以上前にクリアした自分は、ムーンブルグのエピソードはあったような気がするけど具体的には思い出せない!と悶々させられてしまいました。
ところで3のプレイを躊躇されてるようですが、
ブログの1ファンとして是非是非感想を聞いてみたいと、意思を表明してみます(笑)
ゲームが飽食なこの時代に当時のドラクエを殆ど知らずに体験される感想は非常に面白いのです。
自分としてはドラクエを伝説の域に高めたのは3の功績だと思ってます。
社会現象で話題になった3ですがそれ以上の内容も十分備えていたと。語り過ぎは野暮ですので。
ただ自分が少年の頃感じた感激が、現代(Dr.kさん)にも通用するのか
フレッシュな気持ちの感想を聞いてみたいのです。
お時間が許せば、もしくはいつの日にか、気長にお待ちしております。
ロンダルキアの落とし穴は数少ないゲームのトラウマの一つですし
一人死んだら急にじり貧は当時の辛さを思い出しました!
糸井さんの話、当時はそんな空気があったんですね。
そんな事は全く知らずに「オタク」と呼ばれるレッテルにただ怯えてた幼き日の自分を思い出したら、水商売のお姉さんとも水門の鍵について余裕で語れる糸井さんは自信があってすごいなあと思いました。今なら少しはわかるんですどけどね(笑)
でも今の時代でも私も含めて世のはみ出しもの達は好奇心旺盛なんじゃないかとも思うので、
「水門の鍵」を語れるような素質の水商売の人は今でも結構居るんじゃないかと、そう思います。
ただ世の中的にゲームがそこまで重要じゃないのは寂しいですね。
片手で数えられる程の少人数ですが私の周りでは今Wiiのゼルダを皆でやってます。あそこはどうやってクリアしたの?って聞くと人によってちょっと違ったりするから面白いです。
というわけで、当方も3の感想を読んでみたい一人です(笑)。三部作を一気にプレイすると、より感慨深いものがあると思いますよ。
>うみのねさん
エンディングを思い出したい時はこちらをどうぞ↓
<a href="http://www.ne.jp/asahi/new/legend/mansaku/maniac_text/dq2ending/" rel="nofollow">http://www.ne.jp/asahi/new/legend/mansaku/maniac_text/dq2ending/</a>
スカイウォードソードは、人により多彩なプレイが出てきますので、ぜひ最後まで楽しんでください。
>GONさん
はい、がんばってみます。