新機能「おもいだす」で、メモいらずかと思いきや、読み返しても何の事やらさっぱり。適当に覚えさせまくったものは、役に立たないという至極当然の結果に。
●エルフの隠れ里
こういうもの悲しいエピソードが挟まれるのが、ドラクエの真骨頂。「3」のマップは世界地図を模したものになっているのだが、この話がちゃんと北欧のあたりに配置されているのも憎い。
●すごろくの館
前作では福引きがあったが、スーファミ版「3」ではすごろくのミニゲームが。これが結構面白く、しかも儲かるので積極的にチャレンジする。カジノや闘技場ならともかく、こんな日本古来の遊びまでもがすっかり馴染んでしまうドラクエの世界観は実に懐が深い。
●アッサラーム
中東あたりの町では、商人がふっかけてくるので値切り交渉が必要。見た目だけじゃなく、ゲーム的に文化の違いを体感できるのも、実に良い。
●ピラミッド
これはタチが悪い。魔法を封じられる上に、落とし穴や人食い箱など、トラップが満載で苦戦する。しかし、最終的にはこちらがキャラを育てて、王家の宝を根こそぎ奪うのだから、人のことは言えない。
●東方見聞録
鍵を使ってポルトガへ着き、王から東国のコショウを持ってくるよう命じられる。気分はマルコ・ポーロである。東へのトンネルをくぐって、バハラタに着くと、コショウ屋は息子夫婦をさらわれてコショウどころではなかった。はいはい、助けに行けばいいんでしょ。
●最果ての村
そのまま道なりに歩いていたら、ダーマの神殿に着いてしまった。残念ながらまだレベルが足りず、転職は認められなかった。さらに歩いていたら、海の向こうに日本が見えてきた。どうせなら、とシベリアあたりまで足を伸ばすと、最果ての村に着いた。
ここでは、オルテガの消息を聞き、兜を手に入れた。しみじみといいエピソードだが、明らかに行き過ぎなので、ルーラで戻る。
●カンダタ再び
ようやく盗賊の隠れ家を見つけ、突入する。なんと、ここの首領もカンダタだったか。本当は強敵なのかもしれないが、より道のしすぎですっかり強くなった我が軍の前では、まったく敵ではなかった。
●いざ、出航
ポルトガ王にコショウを渡すと、船が手に入る。ここからは、海の旅となるのだろうか。ところで、これ以降も店ではコショウをくれるのだが、他にも何かの役に立つのだろうか?
高値で売れるわけでもありませぬ。