2012年07月05日

文化の壁がそびえ立つ 「L.A.NOIRE」その2

 不本意ながら、「L.A.ノワール」がエンディングを迎えた。

 なぜ不本意か。ある日、プレイ中に、難しい銃撃戦に遭遇した。何度もゲームオーバーになっていると、「このアクションシーンを飛ばしますか?(ストーリーには影響ありません)」というメッセージが。「レッド・デッド・リデンプション」にもあったお馴染みの機能だ。いつもなら絶対に頼らない機能なのだが、その日は時間がなかったこともあり、初めて「はい」を選んでみた。そうしたら、なんと、エンディングだった(笑) あれが最後のアクションシーンだったとは…。
 そうして、釈然としないままエンディングを見ることになったのである。

 やはり、日本とは違うゲームだ。物語の背景には、主人公の沖縄への行軍経験が大きな陰を落としており、事件捜査の合間合間に、映画「硫黄島からの手紙」を思わせる戦場の映像がよぎる。このような重い題材は、日本のゲームには到底見られない。海外製のゲームでは珍しく、ゲームがストーリーに負けている感じの出来具合なのだが、私はストーリーに関してはかなり満足した。ハッピーエンドじゃない、ということを難じるユーザーもいるようだが、それはあまりにも無知というもの。まず「ノワール」という意味を理解していただきたいものである。

 最後に、意外なところで文化の壁がなかったという事例。Images
連続放火犯が、その犯行に利用した小道具が、なんとこれ。戦後すぐのアメリカに、日本と同じ蚊取り線香があったとはびっくり。金鳥のやつが輸出されていたのだろうか。

posted by Dr.K at 21:39| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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