2012年11月10日

Z.O.E「ZONE OF ENDERS HD edition」

 小島プロダクションが制作し、一部のユーザーに熱狂的な支持をうけているZ.O.Eシリーズ。今までプレイしたことがなかったのだが、HDリマスター版が出たので買ってみた。

Zoe
 まずは一作目の「Z.O.E」をプレイ。
 ストーリーがいい。ロボットとの出会い、強力なライバル、重苦しい結末、王道だ。何より、既成のアニメをゲームにしたのではなく、オリジナルでロボットアニメに匹敵するものをやろう、という気概がいい。作り手の思い入れがそこらじゅうでダダ漏れになっている(笑)
 ただ、ゲームとしてはどこもかしこも古臭い。PS2の初期までは当たり前だった〈ムービーゲー〉が、ここまで古く感じられるとは思わなかった。近年のゲームでは、ストーリーを語る場合でも短いカットシーンや、プレイを進行しながらのセリフで、テンポよく進むものが主流だ。ところがこのゲームときたら、語りのたびにいちいちゲームが止まる。〈ハイスピードロボットアクション〉の肩書が台無しである。特に、結末付近のストーリーデモの冗長さはすさまじく、これからやってはいけないゲーム演出のお手本と言える。
 ゲーム部分は、ボス戦は良いものの、通常ステージが今一つ。ザコとの戦いにあまり攻略性がない上に、フラグ立てのための行き来も多い。そして最終ステージで突然のクソゲー化。今まで気にしなくて良かったロックオン・ロックオフを駆使しなければならず、円筒状のステージで天地がめちゃくちゃになる。もう爆弾は見るのも嫌である。なぜ最後の難関が強い敵ではないのか、疑問の多いステージ構成だ。

 文句も言ったが、かなり高いテンションを保ってサクっと終わってくれたのは好感。オリジナル版発売の当時、短すぎると言われたのも納得。だが、薄めたものをだらだら続けるよりよほど良いではないか。しかもHD editionは二本セットなのでちょうど良い塩梅となっている。
 さて、名作と噂に名高い「ANUBIS」へ移るか。

posted by Dr.K at 20:32| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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