事件の概要。
はちま起稿:スクエニのブラゲー『BDFF プレイングブレージュ』内部データが丸見えになっていたことが判明、鬼畜仕様が明らかになり課金ユーザー発狂
やまもといちろうBLOG:スクエニ新ブラゲ「ブレイブリーデフォルト」のデータ全漏れでユーザーからの信頼度がデフォルトに
とりあえず、ゲーム名も記事タイトルもクソ長いのはどうしてですか。ブラウザゲー各社は冷や汗をかきながらだんまりですか。バナナはおやつに入りますか。
あと、山本氏は「ブレイブリーデフォルト」と略すのをやめなさい。「ブレイブリーデフォルト」はスクエニ久々の新規RPGで、良ゲーとの評判を聞いてます。今回やらかしたのは、スピンオフのブラウザゲー「プレイングブレージュ」です。
つくづく思うのですが、ソーシャルゲームをゲームのつもりで作っちゃダメですね。
今回問題になったのが、ガチャの確率操作ができる点ですが、これ、ゲームは大昔からやってきてるんですよ。
アクションゲームであれば、自分や敵の攻撃力に裏から手を加えるのは常識ですし、RPGであれば、ストーリー上の条件を満たすまで当たりが出ないくじ引き、なんてのは当然です。スーパーロボット大戦の命中率表示なんか、誰も正しいと思ってません。
ただし、お分かりのように、これらはゲームの演出であって、そこにお金は一切絡みません。従って、ユーザーは気持ちよく騙されてくれたわけです。
ところが、ゲーム項目を有料のくじ引きにしてしまうからおかしくなる。お金がかかったくじ引きは、公平で透明でなければなりません。でもこの透明性が、ゲームとは非常に相性が悪い。なぜなら、プレイヤーの知り得ないところで何かを仕込むのが、ゲームプログラムの本質だからです。
例えば、一定期間だけ当たる確率アップ、というイベントがあります。これが出来るということは、当然確率を減らすことも出来るプログラムなわけで、取り締まられてしまうとそもそもシステムが成立しないのではないでしょうか。
やはりゲームは面白さの対価にお金をいただくべきで、くじ引きで儲けるのは間違っていた、などと言うのは古い人間の戯言なのでしょうか。