2012年11月23日

「新世紀エヴァンゲリオン」13巻

Eva13 映画の公開とタイミングを合わせており、間違いなく売れているだろうエヴァ13巻。面白いのだが、気がかりなことが二つ。
 一つ目は、新劇場版で入ってきた新しいファンにとって、全く別のストーリーとなっているこのマンガはわけがわからんのではないか、ということ。
 そして二つ目は、貞本先生の苦悩である。

 13巻になって明らかになったのだが、どうやらコミック版エヴァは、TV版と旧劇場版の結末を統合しようとしているらしい。これは大変なことである。わけのわからんものとわけのわからんものを合体した上に、それなりにわけがわかるように説明を加えて行かねばならないのだから。
 庵野が好き放題に作り散らかしたものを、貞本先生が掃除し整理していくという構図が見えてきた。天才の後始末はさぞかし難儀することであろう。
 しかも恐ろしいことに、このペースだと、マンガの完結よりも新劇場版の結末が先になる可能性が高く、そうなった場合、律儀な貞本先生は、新劇場版の結末をも統合しようと試みるかもしれない。
 そんなわけで、マンガのエヴァもまた、その結末から目が離せない作品だ。

posted by Dr.K at 21:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 手塚治虫 変容と異形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そんな漫画も次の巻で完結ぽいんで楽しみですね〜次のは3年かな?4年かな?見たいな?w ( ぇ
Posted by 太い子 at 2012年11月23日 23:50
各キャラの思い出に突入すると、何冊でも続くよ(笑)
Posted by Dr.K at 2012年11月24日 10:58
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