2012年11月24日

幸せへのキセキ

 予告編で大いに興味を引いた。あの、マット・デイモンが普通のお父さんをやっている!
 実際には、このお父さん、元突撃レポーターで、危険な取材も体当たりでこなしており、最初の5分だけはいつものマット・デイモンらしい役柄であった。
 さて、物語は、このベンジャミン(マット・デイモン)の日常からはじまる。妻を病気で失い、思い出の多い町での暮らしがつらくなったベンジャミンは、心機一転、郊外に家を買うことにする。この家が何と休業中の動物園。再開を目指して、ベンジャミンの奮闘が始まる。
 もともとは実話をベースにしているとのことだが、無闇に大変さをあおらないのがいい。田舎の風景、かわいい子供、動物たちなど、ゆったりした映像が流れる。話の展開上敵役にされてしまうのが、保健所の役人だが、冷静に見ると、彼は職務に忠実に動物園の安全性を点検しているだけだ。
 動物園の再開が成功しました、で終わっていたら凡作だったが、その後でもう一つの結末が待っている。この部分が何ともロマンがあって良かった。品行方正だがユーモアもある。邦題になぜ〈動物園〉を入れなかったのか、わかるような気がする。

娘の演技 10
兄の演技 9
役人の演技 8
個人的総合 7

posted by Dr.K at 10:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画一刀両断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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