第三部では、澤村遥が主役。芸能界入りした経緯が説明されると、驚く間もなくアイドル育成ゲームが始まった。
ここで誰もが連想するのが「アイドルマスター」。仕事はきらびやかで、アイドル同士も仲が良く、そしてプロデューサーが若くて優しいイケメン(想像)ときている。楽しそう! ゲームならではの楽園的世界観である。
ところがこれは「龍が如く」。「アイドルマスター」とは似てもにつかない環境。
そもそも社長が鬼であり、ダンストレーナーも恐く、マネージャーは頼りないオッサンときている。芸能人なので学校に友達もいない。その上、ライバルとして登場するアイドルも性格が腐っており、ネチネチと嫌がらせをしてくる。なんという地獄。♪苦しくったって〜悲しくったって〜と「アタックNo.1」の歌が聞こえてきそうだ。
ゲームとしては、リズムゲームの形式でダンスバトルやコンサートを行う明るく軽快なものだが、ドラマの方はもう真っ黒。コントラストで目眩がしてくる。その上、多様な仕事はバカゲー満載! これらについてはきりがないのでまた次回。
(現在ビール2本、日本酒3合)