映画「シュガー・ラッシュ」公式
ディズニーの新作映画「シュガー・ラッシュ」。ゲームの世界を舞台にし、なつかしい名作ゲームのキャラが大挙して出演するということで楽しみな作品だ。いよいよ映画館ではチラシを置き始めたが、そのビジュアルに爆笑。ザンギエフやベガ、ソニックやエッグマンといった有名キャラに混じって、Qバートが偉そうに行進しているではないか。
「Qバート」は、82年に出たアーケードゲーム。アメリカでは歴史的名作だったのね。だが日本では、マイナーな奇ゲー。この認識の差はまるでお菓子のジェリービーンズのようだ。
そもそも主人公からして謎のタコ星人。フィールドは立方体を積み上げた不気味な立体。ぺったんぺったんとジャンプしながら床に色を塗っていくという謎のルール。何もかもが怪しくて大好きなゲームだ。
若いのに限って、ドット絵の頃の方がゲームの絵は魅力的だった、などと抜かすが、ゲーム飽食世代の世迷い言である。3DCGなどなかったこの当時のプレイヤーは、ゲームの立体感に飢えていた。「Qバート」や「ザクソン」のクオータービューは、それだけで何かすごいもののように見えたものだ。操作性めっちゃ悪いけど。
映画の中でもぺったんぺったん色を塗ってくれるのだろうか。いや、そもそもこいつセリフあるのか(笑)
映画としては実にディズニーらしい良作です。
ザンギエフとQバートの扱いはある意味必見ですね。
特に後者は知ってるのと知らないのとでは味わいが全然違うと思います。
詳しく書くとどこを切ってもネタバレになってしまうんで是非映画館で観ていただきたいですね。