2013年03月25日

アンフェア the Answer

 単品としてはそれなりに見られるが、シリーズの完結編としてはかなり情けない。前作「アンフェア the Movie」よりはなんぼかマシ、といった程度。

 猟奇殺人のインパクトでごまかされてはいけない。ここまでのシリーズが追ってきた巨悪がうやむやである。誰が敵かはわかったが、何やら金と権力が渦巻いているというだけで、陰謀の目的がほとんど明かされない。(単なる権力組織の維持??) 重要な証拠としてUSBメモリーがあり、最終的にこれを雪村が獲得するが、中のデータが結局なんだったのかわからずに終わった。
 おそらく、作者の中にも答えはないのだろう。あれも違う、これも違う、と予想を覆し続けた結果、答えにできることがなくなってしまうという、竜騎士07先生も呆れる結末に終わった。

 ゲスト役者の演技はなかなかいい。猟奇殺人犯の不気味なたたずまいを見せた大森南朋。善悪の両面を演じ分けた山田孝之。出た瞬間から怪しい佐藤浩一。一方で、間を置いての続編であるせいか、篠原涼子はじめレギュラー陣が「こんなもんだったっけ?」という活躍しか見せないのは残念。

 エンドロールで、種明かしの映像を見せていくのもみっともない。そういうのは本編の中で自然にわかるように入れておくべきだ。クイズ番組じゃないんだから。

今さら度  7
出涸らし度 8
薄っぺら度 8
個人的総合 4

posted by Dr.K at 20:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画一刀両断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック