2013年05月30日

ゲーム企画の基礎

 同僚のデザイナーの先生。新しいツールをキャッチアップして使いこなしており、3DCGを楽しんでいる様子なのですが、最近言動が変わってきました。
 「学生に新しいツールを教えたくない」とおっしゃるのです。なぜかと訊くと、基礎ができていないから、とのこと。デザインが上達するためには、デッサンや資料集めといった基礎の学習がまず必要であり、それが不十分なうちにツールの便利さ・面白さに振り回されてしまうと、きちんとした作品にならず、就職の足しにならないのだとか。的確なモデリングもできないのに、スカルプトなんか触っても無駄だ、と言ってました。

 その話を聞いて思ったのが、じゃあ企画の基礎は一体なんだろう、と。
 やはり、コンセプトとゲーム概要ではないでしょうか。
 どこかで教わった美辞麗句を連ねても。ツールで美しく画像を作っても。面白さの方針たるコンセプトがあいまいでは、その企画は力を持ちません。
 また、細かいシステムや設定を書き連ねても、先に概要がはっきり提示されなければ、どんなゲームか伝わりません。
 こうしてみると、企画の善し悪しは、その出発点でかなり決まってしまうものなのですね。後で周囲を飾り付けても、だめなものはだめなのです。
 デザインと同様、基礎を反復練習して磨くことが大事と再確認しました。

posted by Dr.K at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 馬鹿は黙ってろ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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