ドラマ「半沢直樹」が尋常でなく面白い。などと私が言うまでもなく、テレビ局もうろたえるほどの視聴率をたたき出しているらしい。
銀行を舞台にした業界ドラマ、というのは表面上の体裁。権力を持った憎々しい悪役が活躍し、それを「倍返し」でやっつけていく痛快さが、面白さの核心なのだと思う。
そのように見ると、「半沢直樹」と「グランド・セフト・オート」は実は似ている。このゲームでは、頼まれた仕事を嫌々引き受けることが多いが、依頼人の多くは権力を持ったクソ野郎だ。したたかに従うふりをしつつ、来る反撃の機会を待つ感覚は、まさしく半沢に共通するもの。まあ、アメリカのチンピラなので、だいたいは銃にモノを言わせることになるのだが。
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それにしても、ひどいキャラクターたちと爽やかな音楽のなんとミスマッチなことか。映像がきれいなだけのゲームなら他にいくらでもあるが、この猥雑なノリはGTAシリーズにしか許されない。この秋は、アメリカのクソ野郎どもに「倍返し」だ。