半年にわたる放送も、ついに最終回。面白かった!
しかし、ストーリー的にはまだ途中。この続きが作られるためには、原作のマンガがある程度の評価を保ちつつ結末を迎える必要がある。アニメ版の続きをぜひ見たいので、諌山先生には、大儲けに浮かれつつも結末をビシッと描いてほしい。
実は今回、一番感心したのはミカサの移動シーン。アニメスタッフも立体機動に慣れてきたのか、振り子運動による加減速までが感じられる背景の動きになっていた。この手練れの技を、ぜひ続編でも生かしてほしい。
誉めたところで、以下はどうでもいい突っ込み。
今回の話では、女型の巨人とエレンの巨人が激しく戦っているので、トロスト区が大きな被害を受ける描写がある。その中の一シーンがこの少女。外側の区画より金持ちが多いので、こんな服装なのだろうか。あまりにも印象が強く、今後重要なキャラとして再登場するんじゃないか、と思ってしまう。
毎回CMの前後に入っていた「現在公開可能な情報」。今回は何やら大変なことになっており、読めるか! と突っ込んでしまった。実はオリジナル短編小説が書いてある。クリックすると拡大画像が出て読めるので、あなたも壁の謎に触れてみよう(笑)
原作は読んでいるので、アニメとしての最後をどう締めるのかに注目していた。そうか、こいつをもってきたか、うまい! おかげでハリウッド系の化け物映画のような不気味な余韻が出た。アニメだけを観ている人は、「え、どういうこと?」と、かなり驚いたのではないか。これは、続きの部分のマンガが売れるなあ。
そして、その結末の余韻を、原作者自らが粉々に打ち砕くわけ。何をやっとるんじゃ。先週のアニメスタッフによるまじめなエンドカードと落差がありすぎる。この責任はマンガの続きでとってもらうので、休まずせっせと描くように。