2013年11月03日

「戦国恋姫」のオープニングに漂う一抹の寂しさ

BaseSon:「戦国恋姫」公式

 「戦国恋姫」は、年末発売の超大作ギャルゲー。「恋姫無双」から7年もたっていることに気付いて愕然とする。

 俺は、このてのゲームをあまりプレイしないが、オープニングムービーは好きである。
 エロゲー、ギャルゲーは、小さな会社が、少ない予算で作っていることが多い。もちろん、ムービーにまわせる予算も少ない。その結果、静止画中心の限られた素材で、無理矢理ムービーを作る。その手腕は年々洗練されてきており、映画ともTVアニメとも毛色の違う、独特の映像美が生み出されている。
 その昔、アニメの世界では、ディズニーのフルアニメに対し、予算のなかった日本は動きの限られたアニメで工夫を凝らした。その独特の手法が、ジャパニメーションと呼ばれ、評価を得るに至った。
 ギャルゲーのオープニングには、なんとなくそれと似た意地を感じるのだ。

 さて、今回、「戦国恋姫」のオープニングが公開されたので見てみた。だが、なんというか、俺が求めていたのはこれじゃないのだ。
 全編本格的なアニメによるムービー。並のエロゲー、ギャルゲーにはできないことだ。だが、不自由だったムービーが、アニメ会社のちゃんとした作りになってみると、普通というか凡庸な感じがする。一つ上の世界に飛び込んだら、すごかったものがそうでもなかった、という寂しさだろうか。
 「恋姫」ブランドは、エロゲー発としては特別な認知度を持つ。その下剋上ぶりは痛快だった。だからこそ、オープニングもギャルゲーならではの手法で手の込んだすごいムービーを見たかった。俺の勝手な思い入れではあるのだが。

posted by Dr.K at 22:23| Comment(6) | TrackBack(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめてコメントします!!

自分も『戦国†恋姫』のOPを見て「俺が求めていたのはこれじゃない」と思いました。
記事を読んでいって「ああ、アニメってダメなんだな」と。

ただ過去のエロゲー、ギャルゲーのOPを思い返した所、
どうも、『アニメによるムービー』という点がマズいのでは無く、
エロゲーに求められている"豪華さ"を戦国†恋姫のOPは満たしていないのではないか と思いました。
エロゲーの良さとして挙げられる1つとして日常には無い美麗なCGだと思います。
しかし、戦国†恋姫のOPでは日常にありふれているただのアニメです。
アニメは日常的にタダで見れる物であり、気持ち的にも見ていて安っぽいことが多いです。
が、エロゲーは非日常的な一枚一枚に多大な労力がかかった美麗なCGの集合体で、『1万円出したかいがあった』と思える物だと思ってます。
期待を大きく下回ってしまっているのが『これじゃない』につながっている部分があると思います。背景だけでもエロゲらしいCGにしていればと思ってしまいます。

またアニメといっても新海誠レベルの映像であれば、こういうのがあっても良いなってなると思いますし、
かなり古いですがToHeart2のOPも、アニメーションですが一定の品質があるので私は受け入れられます。

>>その結果、静止画中心の限られた素材で、無理矢理ムービーを作る。その手腕は年々洗練されてきており、映画ともTVアニメとも毛色の違う、独特の映像美が生み出されている。

モーショングラフィックスなんかがそうですよね。

>>一つ上の世界に飛び込んだら、

アニメーションをアニメらしい品質で作るというのが、エロゲーの進化の方向性としては間違えだなって私は思ってまして、
豪華さを保ちつつ進化した『穢翼のユースティア』のOPはすごいなと思います。3Dあり、アニメ部分ありですがかなり高いレベルで映像が完成してます。
私としては、戦国†恋姫は1つ下の世界に飛び込んでしまったな と思います。
また、Augustの『大図書館の羊飼い』のOPではアニメ部分がありますが、これは戦国†恋姫と同様イマイチだと思います。

>>静止画中心の限られた素材で、無理矢理ムービーを作る。

propellerの『きっと、澄みわたる朝色よりも、』のOPはこれにあてはまると思いますが、
エロゲーらしい良いものだったなーと思います。

長々とすんませんでした〜
Posted by SEI at 2013年11月05日 14:09
いらっしゃいませ。
コメント内で、具体的なタイトルを挙げてくださるのはナイスです。おかげさまで、またいいOPを知ることができました。
Posted by Dr.K at 2013年11月05日 22:30
近年のTVアニメのオープニングと比較してみても微妙で、作りが物凄く平板に見えます。前期の「進撃の巨人」とか、今期の「東京レイヴンズ」辺りと比べると特に。

音楽と映像のシンクロナイズがいまいちですし、映像だけに注目してもリズム感がないというか、工夫が見られないような。PV的センスがないと言いますか。

絵そのものは綺麗だと思いますけれども、これではフルアニメではないエロゲーやギャルゲーのオープニングのほうが、創意工夫があって面白く見えます。
Posted by しびる at 2013年11月06日 14:44
アニメ制作はゼクシズで音楽はランティスですか、羽振りが良いですね。
Posted by 太い子 at 2013年11月06日 20:10
はっきり言わせてもらうと、エロがないからケチつけているようにしか見えない
Posted by 気長なゲームファン at 2013年11月28日 09:38
戦国恋姫を発売日に買って、3連休中にクリアまでプレイした感想。
ごめん、これは金とって売ってはいけないレベルです。
『広報用にOPアニメ作ったら予算がなくなったから
とりあえずできてる素材だけで組んで資金回収するよー』
臭しかしないってのが…
ゲーム性は0、選択肢分岐すらなし。
んで肝心のストーリーは1本道なのに伏線は何も回収しないし、
結末はうみねこ並みの投げっぱなしジャーマン、
世界背景は恋姫夢想プレイしてないと意味不明だし、
(外史に関する説明が"一切"ない)
幕間のイベントは本編ないのにファンディスク状態。
イベントシーンはHシーンのH部分を暗転→事後にしただけ、
本編をフォローするクリア後のアフターストーリなどもなし、
立ち絵グラはメインとモブのみでサブキャラは字のみ。
戦闘時のイベントグラは使い廻し。
素材の少なさを演出(スクリプト)で補おうというそぶりもなし。
個人的に2013年プレイした中でKOTY独走トップです。
正直、BaseSonも曲芸商法/マルチメディア(笑)の暗黒面に完全に堕ちたか…という印象。
屍姫と羊と嗤う月とか夕緋ノ向コウ側を作ったBaseSonは完全に死んだんですね…
あっぱれで見切りつけるべきだったか。(T-T

ゲーム性: 0
ストーリ: 1
手抜き・素材不足度 9
後から18禁版/全国版(笑)を出す可能性 150%
Posted by まぁくん at 2013年12月24日 22:20
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