すみません、このドラマなめてました。
レトロゲームを題材に、微笑ましい青年時代を描いていた前半から一転、礼治たちが成人してからは、重く切ない展開が続いている。へたなサスペンスものよりもスリリングであり、今後どうなるのか目が離せない状態だ。
9話では、前回に続いて格ゲーの金字塔「バーチャファイター2」が主役。冒頭、「鉄拳」をプレイしている仏頂面の客が原田プロデューサーで笑った。物語は、木戸と礼治がついに決別するか、という局面へ。
さて、エンディングに登場するゲームタイトルがすべてわかる私としては、このドラマの中で知らないゲームが出るなどもはやありえない、とたかをくくっていた。ところがである。今回出てきたゲームの中に未知のものがあった。横シューで、キモいウナギのような敵を倒しており、「海底大戦争」とも「ダライアス」とも違う得体のしれないゲームだ。
調べてみると、「キメラビースト」というゲームだった。国内ではロケテストのみが行われ、実際に稼働したのは海外版のみという幻のゲームなのだとか。そりゃわからんわ。
Game*Spark:日本未発売の横スクロールSTG『キメラビースト』が高田馬場ミカドで稼働中、当時の企画書等も公開
高田馬場ミカドは、「ノーコン・キッド」のセットのために数々のレトロゲームを貸し出しているゲーセン。こんなものをさりげなく混ぜてくるとは恐るべし。
『キメラビースト』はエンディングにも出てきてるので、キメラビーストを知らないなら「エンディングに登場するゲームタイトルがすべてわかる」というのは矛盾してます!