2014年03月19日

宇宙兄弟

 マンガから実写映画へ、というよく見るパターン。マンガやアニメは未見であり、以下は映画のみの感想。
 まず良かった点として、実写化されたビジュアルに対するがっかり感がないこと。弟のヒビトが月へ行くのだが、ロケット打ち上げや月面のシーンに気合が入っており、邦画にありがちなちゃちさがない。
 よって、ヒビトを主役にした冒険物語であれば言う事はなかったのだが、物語の焦点はそこにはない。言うまでもなく、この物語は弟に追いつくべくがんばっているムッタの方が主役である。宇宙飛行士の試験は確かに興味深いが、地上で繰り広げられるドラマは映像的には普通。脇であり添え物であるヒビトの方が、映像としては豪華というところにちぐはぐさを感じる。
 結末は一言でいうとまとめすぎ。長い原作を2時間に収めた結果だとは思うが、非常にもったいない。特に、閉鎖環境試験では、いずれの登場人物もいい味が出ており、群像劇として掘り下げる余地が大いにあると感じた。宇宙の方がちゃちになっても構わない、連続TVドラマでやった方がよかったのではないだろうか。

キャストお馴染み度 10
キャスト無駄遣い度 9
ゲスト本物度     9
個人的総合     5

posted by Dr.K at 12:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画一刀両断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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