2014年09月15日

「大神 絶景版」をじっくり味わう

Ohkami

 夏期休暇を利用し、PS3「大神 絶景版」をじっくりプレイ。贅沢な時間を味わった。

 「大神 絶景版」は、PS2で出ていた「大神」のHDリマスター版である。元の「大神」をプレイしていない・開発のヘキサドライブのリマスターがすごい・カプコンのオンラインセールで今だけ1500円、となれば買わない理由などない。

 プレイしていて面白かったのが、自分のゲームに対する興味が、刻々と移り変わっていくところだ。
 まず最初に興味を引くのが、墨絵風のグラフィック。手描きのような絵が、3Dで動くインパクトは素晴らしい。これ以降のゲームにあまり真似されなかったところをみると、かなりめんどくさい技術なのかもしれない。
 とはいえ、見た目の特徴なんてのは、しばらくプレイすれば慣れる。続いて興味を引いたのが、筆調べの数々だ。画面に描くことで、様々な術が使えるのだが、謎解きからボス戦に至るまで、多彩な使い方が工夫されており、楽しめる。
 とはいえ、中盤までプレイすれば要領もわかってくるので、筆調べにも徐々に作業感が出てくる。そこで、最後に興味を引いたのは、ストーリーである。オープニングでヤマタノオロチの言い伝えが語られるので、これがラスボスか、と思って進めていたところ、予想外に早く対決の時が来てしまい、しかもまだまだ続きがあった。この意外性でグッと引き込まれた。また、後半は、日本の昔話をリミックスしたエピソードに加え、イッスンやウシワカを掘り下げるストーリーが展開して、盛り上がった。
 近年の国産ゲームにはあまりない豪華さで、最新のゲームにも見劣りしないのはさすが。結末で、ちょっと続編を意識したところが感じられたが、主要なスタッフはカプコンを出てしまったので、「大神伝」くらいしか作れない。筆調べは、まだ発展の余地があるアイデアなのでこれ一作で捨てるのはもったいない。高天原編の企画が持ち上がる日を待ちたいと思う。

余談: PS3では、デスクトップに最近プレイしたゲームが表示される機能があるのだが、「大神 絶景版(DL版)」だけはなぜか表示されない。謎だ。

posted by Dr.K at 20:57| Comment(2) | TrackBack(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「筆調べ」システムは、同じプラチナゲームズのタイトルであるWii U『The Wonderful 101』にしっかりと引き継がれてますよ! 『ベヨネッタ』の骨太アクションと『大神』の筆調べが融合&進化した傑作ですので、機会があればこちらも是非に…。
Posted by GON at 2014年09月16日 20:39
なるほど! そうなってましたか。でも世界観も一回きりなのは惜しい出来ですよね。
Posted by Dr.K at 2014年09月17日 07:10
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