2014年10月25日

あの日見た花の名前をボクはまだ知らない 「DRAG ON DRAGOON3」その4

 D分岐をクリア!

 最後ということで、ゼロの目的、花の秘密、妹たちの謎など、すべてが明かされる。プレイヤーの大半はストーリーに期待してここまでたどり着いていることと思うが、正直どうでもよくなってしまった。「最後の歌」が、すべてを持って行ってしまうからである。
 以下、その苦闘の記録。

Dod34

●「最後の歌」とは
 本作のラストバトル。教会都市に開花した〈花〉と対決する。何の説明もなく始まる、7分以上にわたるリズムゲームであり、その間1ミスたりとも許されない。フルコンボ達成者のみがエンディングを見ることができる。

●ゼロ
 とにかく説明がないため、始まるなり死ぬ。
 「ドラッグオンドラグーン1」のとき話題になった「新宿エンド」は知っているので、まるっきり予想外というわけではないのだが、その時とルールが違う。操作がわからない。
 何なのだ、これは!どうすればいいのだ?!

●ファイブ
 リングがミハイルに重なった時にボタンを押す、という基本がようやくわかったので、ゼロはクリア。
 するとファイブが出現するのだが、ああ、これ、全員分あるのね、と絶望感が半端ない。しかもいきなり裏拍で撃ってきやがる。あえなく撃沈。

●フォウ
 気まぐれに飛ばしてくる裏拍に注意すれば難しくない。止まった時のポーズが魔法少女みたいでかわいい。

●スリイ
 ゲーム性を無視したカメラワークが最大の敵。スリイがアップになり、ミハイルが完全に消えるので、目視では絶対にクリアできない。

●トウ
 今度はミハイルがアップになって、トウがフレームアウト。当然目視などできないため、耳のみを頼りに心眼プレイでクリアする。

●ワン
 このへんまでくると、むしろ画面など見ない方がよい。荒ぶるカメラに惑わされる。最後の方がどうしてもクリアできないので、譜面を書き込んでくれている攻略動画を見たら、聞き取りを間違っていた。ここからは動画でイメージトレーニングしながら進める。

●合唱
 暗黒舞踏か、シンクロナイズドスイミングかという、不気味かつ美しい演出は大いに見る価値があるのだが、見てプレイできないという矛盾。ワンまでがクリアできていればだいたいなんとかなる。
 難関は後半の

○○○○○○-○  ○○○○○○○○

のところで、ここだけのために何時間もプレイすることになった。何度もあきらめかけたが、あと少しということはわかっているので、意地だけで継続。奇跡的な成功で突破した。
 この後、曲のスローダウンや画面暗転後の攻撃などの初見殺しが控えているのだが、動画で予習してあるのでそこは一発で突破。エンディングへ。

●本当にありがとうございました
 最後に、アコールが画面のこちらに向かって話しかけ、カメラを切る。この世界も多世界の一つであり、プレイヤーもまた観測されていたのだという演出。「アサシンクリード2」の結末と似たものを感じた。

●感想
 こんなに必死にゲームをクリアしたのは、いつ以来だろう。並のゲームだったものが、「最後の歌」のせいで、忘れられない記憶になった。
 そうなることを狙って作りこんだのだろうが、これは賭けだ。この難度では、当然クリアできない人が多数出てくる。そのうえ、アクションゲーム部分と違って、武器を強化するなどの救済措置がない。クリアできなければ達成感はなく、クソゲーの誹りは免れられず、事実、ネット上での評判はそうなっている。
 かつて、ゲームは誰にでもクリアできるものではなく、達成感を得られるのは一部のプレイヤーだけだった。本作はそのことを思い出させてくれる。今なら、攻略動画など、情報を駆使すればなんとかなる人も多いだろう。私は賭けに乗って勝った。難敵をねじ伏せる達成感を、思い出したい人には特に薦める。

posted by Dr.K at 11:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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