2015年02月08日

「俺屍2」その2 温故知新

 初代当主のキャラを作って、プレイ開始。
 「俺の屍を越えてゆけ」は、独自のゲームサイクルを持ち、プレイヤーに任されている自由度も高い。従って、憶えることが非常に多い。ついて行けるかどうか、ちょっと心配だったが、コーちんが手とり足とりアシストしてくれるので、しばらくは言われた通りのプレイで何とかなりそう。「俺屍」らしからぬ親切さで、スマホゲームに負けない導入をしてくれる。
 しばらく遊んでみて驚くのは、予想以上にシステムが昔のままであること。それでつまらない、ということはないので、いかに前作の完成度が高かったかわかる。

 では、「2」で何が変わったのか。まず、キャラが3Dになった。これを単なる見た目の変更に終わらせないところが「俺屍2」の素晴らしいところ。子供ができたとき、その外見が両親の遺伝によって決まるのだ。前作でも一応その要素はあったのだが、2Dイラストゆえに、どこか説得力がなかった。今回は、この親でこうなる、という妙なリアリティがある。
 前作までなら、交神(神と交わり子孫を作る)において、パラメーターの強さを最優先にしていたプレイヤーもいただろう。だが、今回は、顔重視のプレイヤーが多くなりそうだ。たとえ美男美女の組み合わせでも、パーツのバランスで残念な顔が出来てしまう場合があるところも、なんだか現実的でおかしい。

 次に、遺言が長くなったこと。「俺屍」は、世代交代が柱となるゲームなので、キャラクターに主役はなく、個別の物語もなく、ボイスも原則ない。だが、遺言だけは膨大に用意されており、しかもボイスが入っている。わずかな別れの瞬間に、生前の人柄を一瞬偲ばせる、心憎い演出だ。

Oresika202

上の図は初代当主なので、誰がプレイしても同じ遺言になるらしいが、以降はすべて個別になる。小さなメッセージウインドウだった前作から、フルスクリーンになって多彩な別れの言葉を見ることができる。

 「俺屍2」には、他の最新ゲームのように、システムや技術での進歩はない。しかし、このゲームにしかなかった要素については、大きくパワーアップしており、企画の取捨選択が見事であると感じる。

posted by Dr.K at 11:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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