2015年03月01日

ミュータント・タートルズ

 原題の「Teenage Mutant Ninja Turtles」が、日本国内ではいつまでたっても浸透しない、悲運のアメコミ映画。ゲームの世界ではもっとひどく、「激亀忍者伝」「スーパー亀忍者」などと屈辱的な邦題で辱められている。

 アメコミ映画のリブート作品では、今の時代に合わせ、デザインは渋く、話はシリアスにアレンジされる傾向がある。まさか亀忍者までがそうなるとは思わなかった。とにかく見た目が怖い。悪のクリーチャーにしか見えない。過去作の通りの陽気なヒーローですよ、と言われても、慣れるまでにとても時間を要する。
 そのデザインのせいで、ヒロインと相対したときの美女と野獣度がものすごいことになっている。ヒロインを演じるミーガン・フォックスは、「トランスフォーマー」の時よりも親しみのもてるキャラを好演している。
 武術に関しては、師匠の動きが素晴らしかった。ネズミということで、尾も効果的に使われているのがいい。それにしても、短命な動物の代表であるネズミが、長寿の代表である亀を育てるという発想がすごい。あの師匠、実は10代目とかじゃないのか。
 他にも、雪山でのアクシデント、ビル屋上での決戦など、アクションの見どころは満載。逆に、ストーリーの方は、出た瞬間に「こいつの正体は悪」とわかってしまう意外性のなさ。新シリーズの第一話、という雰囲気が色濃い。

 私は3D吹替版で観たが、アニメ部分を筆頭に、気合の入った立体演出は観る価値大。吹替は一部に批判もあるが、私はほぼ気にならなかった。

ヒロイン美人度 9
オッサン災難度 8
悪役カタコト度 7
個人的総合 6

posted by Dr.K at 11:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画一刀両断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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