2015年06月19日

小さいことはいいことだ。「BIOHAZARD REVELATIONS UNVEILED EDITION」

 「バイオハザード リベレーションズ アンベールドエディション」が予想を裏切って面白かった。「5」や「6」よりも、バイオハザードらしさが評価されているのもわかる気がする。

Bhrue

 元々が3DS用のゲームということで、マップも広くなく、プレイ時間が短い単位で区切られていて、少しずつ楽しむのに向いている。ノーマルで遊んだのだが、難易度もやや低めになっているようだ。合間に流れるあらすじも、海外のTVドラマの趣があっていい。

 「バイオハザード」シリーズは、「4」以降明らかに方向性が変化しており、特に「5」などは、強い敵を巧みな武器の活用でねじふせるという、大作シューティングの色合いが濃い。
 そんな中、「リベレーションズ」は、以前のシリーズを思わせるホラー演出重視の作りとなっている。人気のない豪華客船という舞台は雰囲気があるし、ゾンビに代わる敵であるウーズも、嫌悪感のあるデザインで○。AIのパートナーキャラがついてくるのは、いかにも最近のゲームだが、パートナーがいなくなる局面が多く用意されており、心細さが強調される。序盤で装備をとりあげられる展開があり、丸腰で敵と遭遇しなければならないというのもうまい。
 ホラーに始まって、敵を倒しまくるアクションで終わるのが「バイオ」の伝統だが、本作もその流れにきれいに乗っており、謎が明かされた後、巨大なボス敵を盛大に倒す。ところがそこでエンディングにならない。少し追加の物語があるのだが、その部分が強烈で、一気にホラーへと引き戻す。エンドロール後のデモもホラー映画のお約束に沿っていてにやりとできる。

 思えば、「バイオハザード」一作目は、低予算のB級映画のような小品だった。最近の「バイオ」本編は、超大作であろうとして、力み過ぎているように思う。ホラーと言う題材は、大規模なタイトルには向かないのかもしれない。

posted by Dr.K at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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