2015年11月03日

ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム展

Nmag

 兵庫県立美術館で開催中のこの企画展に行ってきました。
 説明パネルがすごい文章量で、読み切れない! と思ったのですが、展示内容が本になっていたんですね。買って帰りました。

 同時代に展開した異なるメディアの作品を並べ、横断的に扱うというのは、美術展としては画期的らしいのですが、私にはなんだか懐かしい手触りです。
 メディア・アート国際化推進委員会という所が企画しているのですが、委員長が青木保じゃないですか。私が大学院時代に講義を受けた先生でした。なるほどそれらしい。ならば私にも意見を言うくらいの資格はあるでしょう。

 今回の展示、残念ながら、マンガの部、アニメの部、ゲームの部、と小さな展示にわかれており、悪く言うと、何でも少しずつ置いてある量販店みたい。それぞれの連携という部分があまり達成されていなかったように思います。
 例えば、展示の中に「攻殻機動隊」「進撃の巨人」が出てきます。これらはマンガ・アニメ・ゲームのすべてで展開している作品なわけですから、横断的に見るのにふさわしい題材ではなかったでしょうか。伝えたい中身が、メディアの違いによってどう変容するか、そんなあたりも見てみたかったです。
 それにしても、後の作品に影響を与えたかどうか、という観点で選ぶと、日本のアニメを語るうえでジブリが出てこないのですね。なるほど、と思いました。

posted by Dr.K at 14:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 手塚治虫 変容と異形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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