2015年11月07日

るろうに剣心/京都大火編/伝説の最期編

 公開時に見損ねていた実写版「るろ剣」が、金曜ロードショーで3週連続放映。こりゃありがたい。
 「京都大火編」は、昨年の邦画で最高の興行収入だったらしいが、レビュアー筋の昨年良かった映画としては全く名前が出てこないあたり、いかにもジャンプ漫画らしい成果と言えよう。

 さて、内容はというと、番宣で押していただけあって、アクションは良かったが、それ以外がダメ。この長さで終わらせるためには、もっとキャラクターを絞る必要があったように思う。
 例えば蒼紫。志々雄との決戦に味方として乱入するが、唐突感が否めない。敵だった者が味方になるというのは、少年マンガとしては王道なのだが、過程が伝わっていないのだ。敵では、宗次郎の背景がナレーションでさらっと済まされていてもったいない。駒形由美もいわくありそうな美女だったが、添え物に過ぎない。
 考証にこだわるような作品ではないので、皆のセリフが現代の言葉なのは良いとして、そうなると剣心だけがハットリ君みたいでバカっぽい。ひょっとしてマンガ読んでた人はそう感じないのか。一番ひどいのは師匠で、これはただの福山雅治だ。田中泯の方が師にふさわしいと思うのだが、マンガを見ていないので合っているかどうかは知らん。
 「京都大火編」の終わり方も疑問。薫が病院に運ばれるまでは見せておくべき。とにかく体感時間の使い方がおかしく、「伝説の最期編」で簡単に目覚めたようにしか見えない。各俳優はがんばっているが、アクション以外かなり杜撰な出来という印象が残った。

佐藤健演技力 9
藤原竜也演技力 9
福山雅治演技力 2
個人的総合 5

posted by Dr.K at 16:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画一刀両断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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