2016年02月25日

「オーディンスフィア レイヴスラシル」は決して高価くない その4

 いや〜、何という盛り上がり。5人の主人公でクライマックスも5倍。こりゃたまらん。単にクリアするだけでは飽き足らず、「終焉」の全パターンを見た先でたどり着く「祝福」エンドまでやり切ってしまった。

Osl04 これも、PS2版より格段に快適になったシステムと、下がった難易度のおかげである。まさかこんなに楽しめるとは思わなかった。大満足。

 さて、このゲームをほめるにあたっては、美しいグラフィック、独特のストーリー、アクションゲームとしての面白さ、などが挙げられると思うが、これらについては他所でも評価していると思うので、ここでは別のことを挙げたい。
 それは何かといえば、システムとストーリーの連携である。
 例えば、プーカ。アイテムを売り、料理を供してくれる愛らしいキャラクターだ。本作は、妖精が存在するなど、ファンタジックな世界観のゲームなので、こういうマスコット的なキャラがいることに関して、特に説明が必要とは思えない。ところが、プーカはストーリーに深く関わる存在として描かれる。また、商売に関しても、コインを集めるという理由付けがされ、単なるショップ機能に留まらない重要な役を担っているのだ。
 あるいは、フォゾン。敵を倒すと得られ、集めることで武器やスキルをパワーアップできる、視覚化された経験値のようなものだ。他のゲームにもこういう回収物は存在するが、それらは多くの場合ゲーム的な機能に留まる。ところが、フォゾンは生命の根幹となるエネルギーであり、主人公たちがそれを集めたことが、「終焉」の最後に意味を持つ。ゲームの機能であり、かつ、物語の中にしっかり位置づけられているのだ。
 これらにより、ゲームとしてプレイヤーが行った事が、物語に反映されて独特の説得力を生む。ゲームとストーリーは時として反目し合うが、「オーディンスフィア」は、それらが巧みに連携させてある成功例と言えるだろう。もっと多くのプレイヤーに体験してもらいたいゲームである。

posted by Dr.K at 21:13| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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