PS Vita TVが、出荷完了となった。今後は、在庫がなくなり次第販売終了ということになる。
Vitaのゲームをテレビにうつせる、という触れ込みで発売したゲーム機だったが、タッチパッドがない関係上、数は少ないながらも非対応のゲームが目立った。また、最近はPS4とVitaの両方で発売されるゲームが増え、Vitaをテレビにうつすことのメリットが乏しくなっていた。
そんなわけで、あまり売れていなかったこのハードが見捨てられるのはいたしかたないのだが、私個人としては、これからも愛用していくつもりだ。
まず、最小の据え置き機で、持ち運びに便利。仕事柄、ゲームを教室で紹介する機会があるのだが、そんなときにはこのゲーム機が一番。普通のVitaじゃ、モニターにうつせないのだから。
次に、耐久性。モニターやコントローラーが別で、そのうえ本体内にディスクドライブなどの駆動部がないため、おそらく最も故障とは縁遠いマシンだ。「俺屍2」は、20年愛され続けるゲームをめざして開発されたそうだが、Vita TVなら冗談抜きに20年後も動作することだろう。
私にとっては唯一のVita対応ハードなので、今回の販売終了をきっかけに、非対応ゲームが増えていくようだと困る。むしろ新型のVitaをテレビにつなげることができる仕様で出してほしい。
2016年03月09日
PS Vita TV は死なず
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