周囲での評判が高かったので遅ればせながら購入。「Life Is Strange」は、時を巻き戻せる能力を持ってしまった女子高生マックスを主人公にしたアドベンチャーゲームで、その内容から、アメリカンスクール版「時をかける少女」などと揶揄されることも。
第一印象は、なんともパッとしないゲームだ。グラフィック全般、しょぼいというほどではないものの、ビッグタイトルにはかなわないクオリティ。加えて、秋のうらぶれたキャンパスが舞台で、どこか哀愁の漂うBGM、とどめにパーカーの地味娘ちゃんが主役ときており、目立つ要素はどこにもない。
売りである「時間巻き戻し」についても、アドベンチャーゲームならば、選択前のデータをロードしてリトライすることなど当たり前であり、このゲームがどこまで独自性を出せているのか、はなはだ懐疑的だった。
最初になかなかやるな、と思ったのが会話の巻き戻し。まず一通り会話をしてから巻き戻す。すると、先の内容を知ったうえで話すことになるので、選択肢自体が増えるのだ。他のゲームでよくある、二周目から新展開、というやつをいきなりできる感じ。面白い。
マックスがクロエに、能力を証明するくだりも良かった。
さらに、アクションパートにおいては、巻き戻すことで物の位置などが元に戻るが、なぜか自分だけはその場に留まるので、疑似的に瞬間移動ができる。これ、かなり色々なギミックに応用できるんじゃないか?
ストーリー面での評価が目立つゲームだが、システム的にも期待が高まった。
ギミックには「なぁるほど、この能力はこんな使い方ができたのか!!と思えるものもあり、クリアまで本当にあっという間でした。
そういえば…別作品の話題となるのですが今、海外で「QUANTUM BREAK」というタイトルが話題ですが、コイツが本当もうにヤバいです。
いつものことながら日本で騒がれるのはもう少し先になると思われますが、ドラマとゲーム演出の両立が見事すぎるんです。
個人的に「ヘビーレイン」を超えたなと勝手に思っとります。
ぜひここでも記事にしていただきたい!お願いします!!