2017年01月08日

「龍が如く6」その2 こち亀日記

 昨年、「こち亀」こと「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が、惜しまれつつ連載を終了した。
 「こち亀」の両さんは警察官。一方、「龍が如く」の桐生は務所帰りの元ヤクザである。対極のキャラクターであるにも関わらず、桐生の両さん化が著しい。
 「龍が如く」シリーズは、歓楽街を再現するゲームとして始まった。キャバクラだのホストクラブだのといった夜の商売をゲームで垣間見られるというのが特徴だった。それらは、珍しい職業を知れる業界ものとしての側面があった。だがシリーズを重ねるにつれ、だんだん当たり前のものになっていった。
 そこで、新たな路線として桐生と最近の流行りものとをぶつけることにした。桐生は、日本のゲームでは稀有なオッサンの主役、時代遅れの彼が新しいものと出会えば面白いはず…
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 ライザップで結果にコミットする桐生はこうして生まれる。他にも、サブストーリーではSiri、ライブチャット、動画投稿、ドローン、掃除ロボット、猫カフェなど、桐生はさまざまなものに遭遇する。そのときそのときの新しいものに飛びつき、解説してきた両さんと同じだ。ただ、いずれのネタもすぐに廃れる可能性があるものばかり。開発が長期化せず、毎年新作をリリースできている「龍が如く」だからできたことなのだろう。

 ただ、これまでの「龍が如く」が、桐生というキャラを通じて、今どきの若者を殴り飛ばし説教するという、オッサンパラダイスなゲームだったことを思うと、この記事で紹介した路線は、今の流行をオッサン共にレクチャーしてあげますよ、というセガの若造の顔(小栗旬風味)が透けて見え、腹が立つ気がしなくもない(笑)

posted by Dr.K at 11:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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