2017年01月30日

「龍が如く6」その6 ちぐはぐ日記

 ようやくクリア。エンディング曲が「アトムの子」なので無条件に神ゲー。
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 しかしながら、ゲーム中のタイアップ曲はいずれも合わなかったように思う。「龍が如く」は猥雑なヤクザゲーム、山下達郎では洗練され過ぎているのだ。
 それでは以下、エンディングの考察。

●灰色の結末
 ハルトの父親を探す旅が、中国マフィアや広島ヤクザを巻き込んだ大事に結びつき、ついには政治の暗部である「尾道の秘密」を暴き出す。桐生は自らを消すことで、かつての仲間たちの将来を守ろうとする。死ぬでも生きるでもない、灰色の決着である。
 本来なら、ラストバトルで桐生を殺してしまった方が潔い。それでこそ〈堂島の龍〉の最終章にふさわしい。だがそれをできないのは制作の都合だと思われる。次の「龍が如く」はまだ白紙。だからこそ、桐生が再登場してもしなくてもよい形で幕を引いておきたいのだろう。

●組長の不在
 これまでのシリーズで、東城会を仕切ってきた大吾、真島、冴島がオープニングとエンディングにしか出てこない。彼らの活躍なくして「龍が如く」は語れない、と私などは思う。
 だが、彼らを覚えているのは古参のファンだ。「5」が出たのはPS3で、4年前。実は意外に間隔があいているのだ。
 一方、PS4で発売された「龍が如く」は、「維新」「0」「極」の3本。「維新」はスピンオフ作品であり、「0」と「極」は、桐生の過去に遡ったゲームだ。PS4以降のユーザーにとって、大吾や冴島はあまり親しみのないキャラクターなのだ。そこで、尾道で新たに出会ったキャラをストーリーの中心にした。そうすることで、初めてのユーザーでも困らない内容になった。
 最後に大吾、真島、冴島が戻ってくるのは、桐生と同様今後のゲームで再登場してもよい形で幕を引くためだろう。

 結果として、今回限りの登場であることが決まっている、ビートたけし演じる広瀬のストーリーが、最もまとまっていて完成度が高かった。桐生一馬最終章、とはなりきれておらずちぐはぐな印象だ。
posted by Dr.K at 23:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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