2017年02月18日

セトウツミ

 これを映画館でやろうという胆力がそもそもすごいわ。

 原作は、瀬戸と内海という二人の高校生がただダベっているだけのマンガ。これを何らスケールアップすることなく、そのまんま実写化した。映像的な見どころなんてはなっから存在しない。
 だがこれが面白い。映画だからといって長編向けのオリジナルストーリーなどを作らず、連作の短編としたことで、テンポよく内容が積み重ねられていく。連続ドラマを一気に見せられるような感じだが、キャラクターを十分浸透させることができていた。
 瀬戸と内海は、将来お笑いにでも進むんじゃないか、という軽快な掛け合いを見せる。これにプロのお笑い芸人などをキャスティングせず、菅田将暉と池松壮亮にやらせたのがまた良い。どちらも映画やドラマに出まくっている俳優だが、セトウツミではさえない素人の雰囲気を醸していて素晴らしい。
 この二人、「デスノート」の新作映画でも共演しているが、そちらではほとんど良い評判を聞かない。やはり役者も使い方次第ということか。

映像美 2
興奮度 3
センス 8
個人的総合 6
posted by Dr.K at 14:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画一刀両断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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