2017年05月07日

「進撃の巨人」31 戦士

 ついにこの話まで到達した。マンガで読んだとき、この作者どうかしてるんじゃないか、と思った名場面だ。
singki312.jpg
まるで立ち話でもするかのようなさりげなさで、ライナーが正体を告白する。マンガでは、コマの端っこに小さく描かれるという常識外れの演出が施されており、二度見三度見してようやく内容を理解する読者が続出した。また、衝撃のネタバレとして、スキャンされた紙面がネットにも多数アップされたが、コラ画像だと思って信じなかった人もいたらしい。
 アニメでは、その内容を忠実に再現。ハンジたちの会話がノイズとして間にはさまることで、よりどうでもいい話のように聞こえるところがうまい。ライナーの声の演技にも磨きがかかっていて、ベルトルトの「彼は疲れているんだ」という言葉を真に受けてしまいそうになる。

singeki311.jpg
 それにしても、状況を見守るミカサの顔が怖すぎる。ひょっとしてライナーたちの話が聞こえているのだろうか。

posted by Dr.K at 19:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 手塚治虫 変容と異形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック