2017年05月28日

ドラマ「ツバキ文具店」がとても良い

 「ツバキ文具店」は、NHKのドラマ。鎌倉の古風な文具店で、手紙の代書業を営む鳩子(多部未華子)が主人公。民放では到底不可能な地味の極みとも言えるストーリーだが、上質の邦画のような味わいがあり、とても良い。

 中でも感心するのが、手紙作成シーン。ドラマの趣旨としては、鳩子がいかに依頼人になりきって文面を生み出すかが重要なのだと思うが、私がそれ以上に惹かれるのが文房具の解説部分だ。手紙に合わせて、紙や筆記具を選ぶのだが、専門性が高くて毎回すごい。
 思えば、手紙などすっかり書かなくなった。つい最近まで一般的な教養だったはずなのに、急速に失われつつあるのが、手紙をめぐる文化の現状だ。それをドラマの形で留めることは、非常に意義あることだと思う。

 鳩子の祖母で、先代の文具店主を演じるのが倍賞美津子。昨年の映画、「あやしい彼女」は、倍賞が若返って多部になるというストーリーであり、すでに共演済み。息もぴったりと言えそうだ。
 多部の落ち着いたたたずまいは古風な背景に見事に馴染んでいる。一方、回想シーンで、グレてギャルになる部分の似合わなさたるや(笑)
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posted by Dr.K at 00:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 馬鹿は黙ってろ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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