このゲームの敵は、多種多様な機械獣。ゾイドをリアルにしたみたいで、いちいちかっこいい。やがて疑問がわいてくる。こいつらどこから来て、どうやって増えているんだろう。
答えはきちんと用意されていた。機械炉と呼ばれる施設へ行けばよい。
山の中に忽然と未来的な構造物が出現する。もうこの外見だけでわくわくするが、中に入るとさらに素晴らしい。
壁面をびっしり埋めつくす機械機械また機械。これまで大自然を駆け回ってきたのに、突然のこの景色はインパクトが大きい。機械獣の生産ラインらしきものもあり、探索ではなく工場見学の趣である。ゲームなので、ここでも敵と戦わねばならないが、できればのんびり見物したいくらいだ。
機械炉をクリアすると、オーバーライドという機能で、特定の種類の機械獣を味方につけることができる。乗ることが出来たり、敵にけしかけることができたりして面白い。機械炉のボス敵は凶悪だが、乗り越えるだけの価値はある。