2017年08月12日

「THE WALKING DEAD SEASON2」が残虐度MAX

 PS4で「THE WALKING DEAD Season2」をプレイ。続編だが、一作目と比べて思い切ったチューニングがされている。
 前作は、他のホラーゲームをなぞった所があり、アイテム探しで詰まったり、ゾンビを撃ちそこなってやられたりということがあった。ところが今回は、ゲーム性をばっさり捨てている。探し物はすぐに見つかり、射撃などのアクションも簡単。ストーリーを味わうことのみに集中できるように作ってあるわけだ。

 前作で高く評価された、深刻かつ救いのないストーリーは健在で、ゲームを進めるのは簡単だが、ストーリーは一瞬の安堵も許されない。特に、残虐度については前作を大幅に上回っているように感じる。
 やはり主人公の変更が大きい。
 前作のリーはオッサンである。過酷な状況にも大人として立ち向かうことができる。また、彼の行動には、幼いクレメンタインを守るという大義があり、絶望的な展開によって、かえってヒーローとしてのかっこよさが立ち上がってくるような感じがあった。
 ところが、「Season2」ではクレメンタインが主人公だ。わずか11歳の少女が過酷な状況に置かれるので、見ていて非常につらい。仲間も早々にいなくなり孤独だ。最初のエピソードでいきなり自分の傷を縫うことになるが、この場面のエグいこと!
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 Z指定のゲームの主人公が、年端もいかない少女というのは矛盾だ。プレイヤーは、クレメンタインになりきるのではなく、彼女がかわいそう、どうにかしたい、と思いながらプレイすることになる。この立場は、前作のリーのようだ。今は亡きリーに代わって、プレイヤーがクレメンタインを助ける、これがこのゲームの隠されたテーマではないのか。そうであれば、利発すぎるクレメンタインの行動も納得がいくというもの。最後のエピソードの回想シーンで、異様に心を揺さぶられ、そんなことを考えてしまった。
posted by Dr.K at 23:54| Comment(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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