2017年11月04日

アサイ「木根さんの1人でキネマ」4巻

kinesan4.jpg 面白いことは面白いんだけど、妙な安定感。たった4冊続いただけのマンガとは思えない。どうやら、有名映画をなぞることよりも、映画好きあるあるを突き詰める方向へ行った模様。夢も希望もない「トイ・ストーリー」回が秀逸。

 さて、マンガは安定しているが、心配なのは連載媒体。
 このマンガは、もともとは「ヤングアニマルdensi」に載っていたWebコミックだ。ブラウザ上で最新作がタダで読めてしまうので、本でわざわざ買う私のようなもの好きがどのくらいいるか、当初から不安材料だった。しかし、幸いにもセールスはそこそこ良いようで、巻を追うごとに書店での扱いが大きくなっている。
 ところが、今年になって「ヤングアニマルdensi」は運営を終了してしまった。木根さんも後継となるサービスの「マンガPark」に連載を移した。「マンガPark」は、スマホやタブレットのアプリである。私はスマホではマンガを読まないので、今後は本になる前の作品を知る機会がなくなりそうだ。
 アプリの市場は、紙の雑誌以上に変化が激しく、先行する他のマンガアプリに負けて突然連載が打ち切られたりしないか、それが目下の心配である。
posted by Dr.K at 20:04| Comment(0) | 手塚治虫 変容と異形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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