2017年12月28日

「クジラの子らは砂上に歌う」第十二節

 帝国では、オルカが新たな戦艦を得て野望への道を踏み出す。一方、「舵」を得た泥クジラは、新たな地へと旅立った。

kujira12.jpg
 最終回だが、第一部完、という程度。原作が終わっていないので仕方ないところはあるが、それにしてもきりが悪すぎる。残り3話になってからばたばたと種明かしをして、新展開に持ち込む構成は、慌ただしくて連載打ち切りみたいだ。いっそのこと、帝国側のエピソードはばっさり省いて、スキロス陥落までで終わっておいた方がまとまりが良かったんじゃないか。
 魅力ある舞台は、外の世界を見せることなく終わり、多彩なキャラは、ようやく個性が浸透したところで終わる。不完全燃焼でもったいない。エンドロール後、二期放送決定、のアナウンスに期待したがそれもない。マンガを読めば続きを知ることはできるが、若干のアニメオリジナル改変があり、どうなるのかはやはり不明なままだ。続編の制作を真剣に検討してほしい。このまま砂に埋もれてしまうのはあまりに惜しい。
posted by Dr.K at 00:14| Comment(0) | 手塚治虫 変容と異形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: