2018年01月23日

キングスマン:ゴールデンサークル

 前作の好評を受けてか、劇場が増えて吹替え版も公開されている。結構結構! 予告編で大ネタをバラし過ぎな感じが少し心配だが、実際に観てみると…?

注意:以下ネタバレ含む

 これがもう最初から驚きっぱなし。続編ものだと、「こういう時はこうなる」と先が予想出来てしまいがちだが、マシュー・ヴォーン監督は痛快にそれを裏切る。

 開幕、エグジーが出たと思ったら、いきなり敵が立ちはだかる。チャーリーの再登場は予想もしなかったので驚く。しかも腕がメカ化。怒涛のカーチェイスとなるが、しばらく後、謎のテクニックでドリフトを始める。前作もチンピラの車をパクってドリドリしていたので、お変わりがないようで安心する。
 敵は振り切ったものの、警察に追われることになったエグジーは、昔のスパイ映画よろしく車を変形させて水中へ逃れる。車を降り、下水をもぐってひどい姿で帰宅。エグジーを迎え入れた彼女がなんと、前作のスウェーデン王女でこれまたびっくり。スパイものだと、ヒロインはその話限り、というのが普通なので、きちんとつきあっているのに驚いた。エグジー君、とっても律儀なのね、好感度急上昇である。王女の方も、エグジーの育ちの悪そうな友人たちと気さくにつきあっていて、ただ者でない。
 一方その頃、今回の敵となるゴールデン・サークルでは、首領のポピーが新メンバーをテスト。クレイジーさを存分に見せつける。

 このように、序盤からあちこちに意外性が仕込まれており、予告編でバラした事などほんの一部に過ぎないとわかる。登場するなり、エグジーたちを上回る強さを見せつけながら、全く活躍がなかったテキーラ。感動の復活を果たしたハリーの「Manners Maketh Man」、待ってました! と期待を最高に盛り上げてからの肩すかし。裏切者はウイスキーよりもシナリオライターだ。ロキシーとマーリンは、何か屁理屈をつけて生還すると思っていたのに。

 ポピーは、どさくさに紛れてエルトン・ジョンを拉致しており、自分のために歌わせている。このオッサンはじけてんな、そっくりさんかな、と思っていたら、エンドロールで本人と判明。これ以上の驚きと悪ふざけがあろうか。
 前作のようなまとまりはないが、攻めの続編作りは大いに評価したい。

アクション 10
グロ度   9
面白武器  9
個人的総合 8

posted by Dr.K at 20:34| Comment(0) | 映画一刀両断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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