2018年02月07日

スマホゲームのサクラレビュー騒動

 まずは事の概要。
 twitterで、とあるゲームのストアレビューが晒された。
sakurataisen.jpg
 これはひどい、サクラのバイト君がしくじった! ということで、たちどころに情報が拡散され、はちま起稿をはじめとするまとめサイトでも話題になった。
 これに対し、ゲームの公式はきっぱりと関与を否定。

現在レビューが拡散されている件につきまして、ユーザーの皆様を不安にさせてしまい申し訳ございません。添付画像の内容については運営とは一切関係がなく、レビュー内で示唆されるような操作等の事実はございません。

本件にてユーザーの皆様に誤解を与えるような内容を発信することを継続するようであれば、公式に異議申立てをし、しかるべき措置を検討させていただきます。

と、強硬な姿勢を見せた。
 その後、元のtwitterからは記事が削除された。

 この騒動については、様々な推測が乱れ飛んだ。
 まず、サクラは実際に行われており、しかし公式はそれを否定するしかないだろうという説。
 次に、サクラっぽい文面を書き込むことは誰でもできる。これは悪意のあるいたずらか、もしくは他社の工作であるとする説。
 さらには、twitterの主が注目を集めるために自演したのではないか、という説までもが飛び出した。(これを一言で片づけられる「嘘松」ってすげえ)

 我々には、表面的な情報しかなく、事の真偽を判断することはできない。ただ、ここで深刻だな、と思うのはこういうサクラレビューならありそう、と思っている人が多数であること。レビューの信ぴょう性はその程度なのだ。このようなバイトがあるということは噂に聞いているし、別の商品で、日本語の不自由な絶賛レビューが多数並んでいた、という事件もあった。外国人を安くこき使っている業者がいるのだろう。
 レビューそのものが信頼を失えば、本当に良い・悪いと思って真剣に投稿されているものまでが価値を失う。ネット社会において重大な損失だと思う。AppStoreではレビューの操作が禁じられていると聞くが、規制でどうにかなる性質のものじゃないだろう。業界のモラルが問われる騒動だ。

 個人的な見解では今回の騒動、本物のサクラである可能性は低いと見ている。
 業者なら、こんなコピペミスが出やすいテンプレートは作らないだろう。
 また、このゲームはすでにヒットして長く、今さらレビューを取り繕う必要はない。サクラが依頼されるタイミングとしては遅すぎるのだ。
 かつてガラケーの時代、無名のゲームを拡散させるために、レビューなどのバイラル効果が重視されたことがあった。しかし現在のスマホゲームでは、CMなどのマスな広告に軸足は移っている。今回の文面は、過去のサクラレビューを模して書かれた偽物と思われるが、果たして…?
posted by Dr.K at 11:58| Comment(2) | 馬鹿は黙ってろ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
見ず知らずの大勢が集まれるネット社会で「レビューは信用できないし、結局は友人・知人の口コミが一番」となる、2018年にして時代を逆行している感すらありますね
Posted by 墨丸 at 2018年02月07日 23:24
結局のところ、技術では信用は作れないということでしょうか。
オンラインゲームもリアルの知人同士で盛り上がる傾向が強まっているように思います。
Posted by Dr.K at 2018年02月07日 23:32
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