2018年07月06日

早く人間になりたい! 「Detroit: Become Human」その4

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 ここからは、chapter機能を駆使して途中からやり直す。主要キャラが死ぬバッドエンドを何度も経験し、ようやく皆が生存できるエンディングを迎えた。

 かなりストレスのたまる作業だった。何しろ、ちょっとした操作が原因でストーリーが変化してしまうため、他のゲームなら当然備えているであろう早送りやスキップが一切できない。わずかな可能性のために、変えたい部分以外でひたすら同じプレイを繰り返さなければならないのは苦しく、しかもあてがはずれて別のバッドエンドになろうものなら、大変な徒労である。
 しかし、目当てのエンディングを見た後は、評価が一気にポジティブになった。アドベンチャーゲームでは、エンディングが複数ある場合、どれが最も正しいか、決まっているものが多い。グッドエンド、トゥルーエンドなどと呼ばれるそれは、作者の伝えたい事と合致した物語になる。ところが「デトロイト」では、作者の価値観は意識的に隠され、どの展開もが本流に感じられるように作られている。初プレイでの結末が、最も真に迫って感じられたという感想が多数見られるのはそのためだ。また、ゲームなので、ついキャラクターを生存させることに固執してしまうが、途中で死んだ方が映画としては正しいよな、と感じることがあるのも面白い。分岐を埋め尽くすプレイも良いが、自分なりの一番感動的な映画を作る、という遊び方はいかが。このゲームにしかできないのでお勧めだ。
posted by Dr.K at 23:03| Comment(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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