2018年08月09日

「Life is Strange: Before the Storm」その2

 プレイ終了。ちょっと他では味わえない切なさだ。

 それというのも、私はすでに「Life is Strange」をプレイしているから。今回の事件を通して親友となったクロエとレイチェル。エンディングではその楽しげな日々が流れるが、彼女たちを引き裂くその後の悲劇を知っているので、なんとも切ない気持ちになる。そしてエンドロール後の映像にぞっとする。

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 その上、ボーナスエピソードの「さよなら」が、さらなる追い打ちをかける。
 マックスとクロエの別れの日を描いたこのエピソードは、幸せであればあるほど、喪失の予感で胸がいっぱいになる。開始一分で切なさが全開になり、ストーリーを進めたくない気持ちになる。

 プレイヤーのほとんどはこんな少女ではないし、こんな悲劇を体験してはいない。それなのに強い共感が生まれるのは、誰もが幸せな子供時代、あるいは青春時代を失ってきているからである。二度と手に入らないものこそが真に尊く輝く。一般に、ゲームの物語は、周回プレイや続編制作を意識してか、永遠に青春が続くようなものが多い。だがそれは子供だましだ。現実逃避で終わらせない「Before the Storm」は、やはり大人のゲームなのだと思う。
posted by Dr.K at 19:12| Comment(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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