2018年09月09日

カメラを止めるな!

 これは困った。面白かったので、ぜひ観てほしいのだが、ネタバレしてはいけないタイプの作品だ。何にも書けねぇ。

 監督も俳優も全くの無名。わずかなミニシアターで公開され、ひっそりと終わるはずが、口コミで人気になり、今では東宝でやっている。こんな成功は聞いたことがない。
 確かに面白かったが、では、誰にでもおすすめできるかというと、それは違う。ゾンビ映画やスプラッター表現が苦手な人は、やはり無理だろう。また、映画をあまり観ない人よりは、映画を観過ぎている人のほうが、この作品の仕掛けは効くように思う。
 ストーリーに触れられないので、パンフレットを誉めてごまかそう。制作の裏話は面白いし、推薦文は熱いし、ストーリーの構造は分かりやすく図解されているし、止めにシナリオが丸ごと載っている。低予算映画とは思えない充実したパンフレットだ。

 作品の知名度が上がったので、今後ありそうな展開が、人気俳優を起用してのリメイクだ。絶対うまくいきっこない。もし作られたら、作中の〈監督〉のように、罵倒してやるつもりだ。

キャスト知名度 1
ホラー度 1
企画性 10
個人的総合 9

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忍之閻魔帳:技ありなれど傑作ではない、は言い得て妙。
posted by Dr.K at 19:53| Comment(0) | 映画一刀両断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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