2018年09月24日

ドラマ「この世界の片隅に」 最終話

 最後まで見ての結論。やっぱり現代パート、いらなかった?

 本編はよくまとまっていた。幸子の結婚はうまくいきそう、良かった。志野の旦那さんが復員した、これも良かった。周作もすみちゃんに会えた、いい場面だった。ドラマオリジナルの部分が巧みに組み込まれていた。
 だが、現代パートはお粗末だった。すずさんが生きており、球場でカープを応援している。独自に発想したのであれば、なかなかのサプライズだが、実はこれ、映画の舞台挨拶等で片渕監督が言ったことなのだ。現代のすずさんは、さすがに特殊メイクというわけにはいかず、後ろ姿のみの登場となっていた。
 現代パートの佳代の扱いが、中途半端過ぎる。すずさんの櫛は過去とつながらないまま佳代の手に渡り、古民家カフェの話は宙ぶらりんに終わった。最終回、時間延長があったら、すずさんと櫛について話したり、カフェがオープンしたりが見られたのかもしれない。
 予想するに、制作中に脚本が変更になったのではないか。7月に豪雨災害があり、JR呉線は今も復旧していない。現代パートは当初、佳代の居場所探しという小さなテーマだったのだが、被災地を励ます方向に急遽変更したのではあるまいか。ドラマの中では、災害後に土嚢が運ばれている場面があったものの、豪雨については直接の描写がない。数年後に再放送などがあるかもしれないが、今年の事情を知らないと、よくわからない現代パートになってしまった。

 今後、総集編+後日談というようなスペシャル番組があるかもしれないので、補完されることを少し期待しておこうか。
posted by Dr.K at 11:53| Comment(0) | 馬鹿は黙ってろ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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