2019年01月14日

「どろろ」第一話 醍醐の巻

 「どろろ」がアニメになって放映開始。数ある手塚作品の中でも最高傑作、しかも50年ぶり(!)二度目のアニメ化とあっては見逃すわけにいかない。ところが、東京以外では、BSやネット配信でないと見られない。全国放送でないのがまず気に入らない。

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 オープニングは女王蜂、エンディングはamazarashiと、アートを気取った演出が鼻につく。「どろろ」は下層の者が這い上がる物語なので、泥臭い、ダサいくらいの作りの方がふさわしい。しかしながら、内容は予想外に原作に忠実、文句のつけようがない。どろろ役の鈴木梨央の声も素晴らしい。
 うまいなと思ったのが、原作ではまだ登場しない琵琶法師や多宝丸がすでに顔見せしていることで、連載マンガゆえの唐突な新キャラ追加を避け、背景を丁寧に掘り下げることが出来る。また、放送期間の都合か、鬼神が12体に減らされているが、どんなアレンジが加えられるのか楽しみである。

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 なお、第一話の途中で、妙に画風の違うのら犬が出た。これは、50年前のアニメで登場したノタだ。ノタはその後、どろろのマスコットとしてレギュラーになるが、この犬はどうだろうか。
posted by Dr.K at 21:55| Comment(0) | 手塚治虫 変容と異形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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