2019年01月22日

「どろろ」第三話 寿海の巻

 三話を終え、いまだ百鬼丸しゃべらず

drr021.jpg
 二話で気になったのが、万代との戦闘描写。非常にあっさりしている。原作では、タタリと夜叉、二つの形態を持つ印象深い鬼神で、戦闘も長かった。アクションの見せ場となる素材をなぜ端折ったのか。

drr031.jpg
 三話を見てわかった。このアニメは、妖怪退治のアクションよりも人間ドラマに重きを置いているのだ。寿海が百鬼丸を拾うまでの物語は原作にはない。善人の医者では済まない、因縁の深い設定が寿海に加わった。
 回想をモノクロで表現し、なんとなく旧アニメのおもむきが感じられるが、部分的に付いている色の意味にはっとさせられる。また、外とコミュニケーションをとれないように改変された百鬼丸は、野心的なキャラクター描写で新しい。この面白さ、早くも名作の雰囲気が漂っている。
posted by Dr.K at 23:41| Comment(0) | 手塚治虫 変容と異形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: