2019年05月26日

甲鉄城のカバネリ 海門決戦

 TVシリーズのその後を描いた、中編アニメ映画。素晴らしい。シリーズのファンに対して、満額回答いただきました!

 生駒以下、主だった人物が全滅しかねない緊張感はなりを潜め、アクションとラブコメ要素が突出した、陽性の作品に生まれ変わり、それが成功しています。
 まず、ヒロインの無名が元気なのが嬉しい。TVシリーズでは、終盤、囚われのお姫様ポジションとなってしまって活躍の場がなかったのですが、「海門決戦」では大活躍。二丁拳銃だった装備が、片手撃ちのショットガンに変更され、豪快なバトルが見られます。また、もう一つの柱となるのが生駒との恋愛エピソード。兄様の呪縛を解かれ、すっかり少女の表情になっているのが新鮮です。
 カバネとの戦いも、映画用にスケールアップしているのですが、これまでの旅で甲鉄城の面々が手練れになっており、負けそうなどとはほとんど思いません。安心して(笑)戦いに身をゆだねることができます。鉄道を活用したアクションも健在です。

 ラストシーンからエンドロールへの流れが完璧なのですが、なんとインド映画のような踊りです。故郷を奪還するまでには、さらなる苦難や犠牲が避けられないでしょう。だからこそ、一瞬の平和を謳歌しているように感じられました。

アクション 9
ラブコメ 9
物語の核心 2
個人的総合 9
posted by Dr.K at 19:33| Comment(0) | 映画一刀両断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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