最近は、ゾンビサバイバルオープンワールドの「デイズゴーン」をこつこつプレイしている。
面白いことは面白いが、PVを見て予想したのとはずいぶん違うゲームだ。
主人公のディーコンは、この終末世界を生き抜くバイク乗り。アメリカの映画でよく見るタイプのおっさんだ。
上は、「マッド・マックス 怒りのデスロード」。この映画のバイカーたちは殺る気満々だ。ジョーの軍団と戦うぜ、ウォ〜!
ところが、ディーコンときたらぜんぜん覇気がない。よく晴れた田舎道を、コープランドのインチキラジオに悪態をつきながら走っていると、なんだかとてものどかなのだ。
気分はすっかり「イージー・ライダー」になっている。
時には、野党の連中が道路にトラップをはって待ち構えている。これにかかったとき、ディーコンの殺意はMAXになる。ゾンビ相手の比ではない。なぜなら、バイクを修理しなければならなくなるからである。
修理したり、ガソリンを注いだり、手間をかけながら旅を続けていると、バイクに乗らない私でもなんだか愛着がわいてくる。友も恋人もバイクと共にあり、全編がバイク愛に満ちたこだわりのゲームだ。