2019年06月08日

「どろろ」第十九話 天邪鬼の巻

 突然のコメディ展開に目を白黒。原作にはないオリジナルエピソードである。

 ところがところが、こんな話に限って手塚っぽい演出が多用されていた。
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 この回限りの登場となるおこわ。いかにも今どきのアニメ、といった感じの娘なのだが、ひょっとこの説明をするこの顔は、ピノ子直伝のアッチョンブリケ。

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 百鬼丸は旅をやめておこわと結婚するなどと言い出す。大ショックのどろろの周りには、ヒョウタンツギやらオムカエデゴンスやらが飛び交う。

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 ついには怒りのあまり自らがヒョウタンツギと化す。
 ネットでは、なんか変なキャラなどと言われていたが、手塚ファンでもない若者ならそういう反応でもいたしかたない。令和になってこれらのキャラを見られるとは思わなかったなあ。

 現在、物語はクライマックスへ向けて重苦しい展開が続いており、この時の息抜きは貴重だったのだな、と実感しているところだ。
posted by Dr.K at 20:38| Comment(0) | 手塚治虫 変容と異形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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