京都で毎年開かれるゲームショー、BitSummit。今年も行けたのはいいのですが、会場での業務を命じられており、あまり気楽に回ることができなかったのが残念でした。
その原因は、勤務校の学生たちが、プロに混じって本イベントへの出展を成し遂げたからに他なりません。しかも今年は4作品。よくやった! 素晴らしい! でも仕事が増えた(笑)。
●スラッジウィッチ
戦略性の高いアクションシューティング。学内コンテストで見たときより大幅にパワーアップしている意欲作です。ここに出展したからには、将来のリリースにも期待したいところです。
●Rinne
ワンキーのみでプレイするゲーム。激ムズを自称していますので、腕に覚えのある方は、ぜひ挑戦してみてください。こまめにバージョンが上がっているのが偉い。下のリンクからダウンロードできます。
●にゃんにゃんコネクト
フィールドを動かしたり重ねたりして、ネコをゴールまで連れていくゲーム。ゆるい見た目と反比例する本格パズルゲームで、やりだしたら止められず、会場での客回転は非常に悪かったです(笑) これもダウンロードできますのでゆっくりどうぞ。
●Fish Island
今年は、新しい試みとして、事前にBitSummit主催のゲームJAMが開催されました。「Fish Island」は、そこに参加して作られたゲームです。さすがにシンプルな内容ですが、一泊二日でこれだけのものが作れるのは大したもの。就職後も活躍してくれるでしょう。
おっと、就職後と言えば、卒業生の関わったタイトルも会場にいくつかありましたね。
●狼と香辛料VR
ジェムドロップは、かつて「ヘディング工場」というVRゲームを作って話題になりました。そこから、さらなるVRゲームへの道が拓かれたのか、様々な機種のVRゴーグルがずらりと並ぶブースは壮観でした。インディーズの展示会に、版権物で出るのはいかがなものか、という声もありましたけど(笑)
●天穂のサクナヒメ
同人ゲームだったはずなのに、E3には出るわパブリッシャーがつくわで、えらいことになっているゲーム。会場では、新たにボス戦を体験できるようになっていましたが、クオリティが高くて期待できます。どうにか年内には出そうですね。
以上のように、在校生と卒業生とが、知らないうちに同じ会場を盛り上げている。なんとも素晴らしいことです。
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