2019年07月02日

コンフィデンスマンJP ロマンス編

●周到なプロモーション
 あまり観るつもりがなかったのに、すっかり乗せられてしまった。
 連続ドラマが放映されたのはちょうど1年前。なので、私を含めたかつての視聴者に内容を思い出してもらう必要がある。そこで、映画の公開に合わせてスペシャルドラマ「運勢編」の放映となるわけだが、この内容にびっくり。見覚えのないキャラが加わっている! 実は、映画よりも後のエピソードとなっているのだ。
 このてのスペシャルドラマは、連続ドラマと映画との間をつなぐようなエピソードにするか、もしくは映画の外伝的なエピソードとなることが多い。「運勢編」は、どちらでもない。だが、新キャラがどういういきさつで加わったのか気になるので、まんまと映画を観せられることになってしまった。こうして宣伝の目的は達せられた。

●安定のストーリー運び
 いつものメンバーがいつものように活躍するのだが、モナコが新キャラなので新規視聴者にとっての良きガイドとなっている。また、香港が舞台で景観も良いので、きちんと映画規模の内容になっている。一部合成感が目立ったところもあったけどご愛敬。竹内結子はさすがの演技、三浦春馬もこれ以上ないハマり役で面白い。歴代ターゲットのカメオ出演など、ファンサービスも抜かりない。

●見事などんでん返し
 虚々実々の騙しあいとなるが、ドラマを観ていた者なら、最後にダー子が全部持っていくことはわかりきっている。しかし、二重三重に用意されたオチは、ほとんどの観客の予想を上回る。あまりにひねりすぎて、「結局どうやってお金を奪ったんだっけ?」と作戦の根本を見失ってしまう観客まで出る始末。
 エンドロールで見覚えのない生瀬勝久の名前が出て、「???」となっていたら、エンドロール後に間髪を入れず登場するなど、最後の最後まで観客をだまし続けていて天晴。元AKBの前田敦子を押しのけて、センターでアイドルをやっているダー子の厚顔も素晴らしい。この調子でキュートなババアを極めてほしい。

キャスティング 9
リアリティ 4
エンタメ度 9
個人的総合 8
posted by Dr.K at 23:29| Comment(0) | 映画一刀両断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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