2019年09月28日

夏ドラマ最終回の通信簿

 夏のドラマがすべて終了。ありがたいことに、前期よりは成績が良かったと思います。

「ノーサイド・ゲーム」:良い
 企業ものとスポーツを組み合わせた、池井戸お得意のプロットですが、最終回では会社の敵をあっさり成敗し、ラグビーの試合の方に重点を置いた内容でした。ちゃんと経験者が演じているので、試合の迫力がいいんですよね。タイトル通りの気持ち良い結末は〇。米津玄師の歌もバッチリ合っていました。

「セミオトコ」:惜しい
 いい事がなかった由香のもとに、イケメンの姿をしたセミが恩返しに現れるというおとぎ話。セミオの命は7日間。ぜったい切ないやつだ、と思っていたのですが、おやおや、なんだか7年後のエピローグが長いぞ。そして最後にセミオ復活! お祭り騒ぎのハッピーエンドで終わりましたが、もう7日経つと再び消えるのかしら、ともやもやしたものが残りました。

「凪のお暇」:まあ良い
 「セミオトコ」もそうですが、最近はがんばるのに疲れた女性を主役にするのがトレンドなのでしょうか。凪のキャラクターがこれまで見てきた黒木華とかけ離れており、とても新鮮でした。その分、「お暇」を終えた凪が見慣れた黒木に戻ってしまったのがちょっと残念でした。登場人物がそれぞれ予想通りの結末へ向かう中、ギャモン慎一とひっついた坂本さんには驚かされたので、評価を上げておきます。

「監察医 朝顔」:普通
 監察医の朝顔が遺体を調べて事件の真相へ近づくわけですが、それは主題ではありません。東北大震災により母を失った朝顔とその家族の暮らしこそが主題なのです。表面的な題材からは予想できない静かで心にしみる演出は、月9としては異色の内容と言えます。原作では桑原は殉職しているのですが、ドラマでは無事で良かったですね。

「ルパンの娘」:大成功
 実写版ドロンジョの時よりも若く見える深田恭子は化け物でしょうか。どこかで見たような演出の数々で、オープニングだけで笑えて来ます。内容も、毎週悪を懲らしめるパターンかと思いきや、もう正体バレるの? もう捕まるの? と予想を超えるテンポで展開。いい話できれいにまとめず、最後まで悪ふざけに徹した潔さも見事です。
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posted by Dr.K at 23:12| Comment(0) | 馬鹿は黙ってろ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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